赤皿貝は、外見はホタテに似ていますが風味はホタテとは違う味わいの美味しい貝です。
しかし、赤皿貝は牡蠣やホタテの養殖棚にくっつき生息しているため、漁師からは「やっかいもの」というイメージがあり、水揚げの際にも鮮度が落ちやすく傷みやすいため、首都圏はもちろん、地元のスーパーなどにも出回らない食材でした。
そのため、漁師が自宅に持ち帰って味噌汁にしたり、炊き込みご飯にしたりしていました。
ホタテよりもコクがあり、ヨーロッパ地方では赤皿貝の近縁種がブイヤベースなどフランス料理の高級食材として活用されていることから、もっと多くの消費者に知っていただきたい！と水揚げすぐの赤皿貝をボイル加工後、身だけを真空パックし冷凍処理することで長く保存できるよう商品化しました。
解凍しそのまま食べても甘味があり美味ですが、炊き込みご飯などアレンジは色々です。